2004年5月8日(土)〜9日(日)晴れのちくもり PM6:00〜AM5:10
ロッド SST−86H トーナメントZ2500C

毎年恒例のバリバスカップも今年で7回目。
早いもんだ。
今回は連休後すぐの開催ということもあり、珍しく本腰入れてのプラをやりまくった。
でも小さいのを2バラシと散々なもので、どこへ行こうか、当日まで煮詰まらず…。

今年は夜勤明けということもあり、PM3:00まで寝ることができた。
起きてライブリリースの為のクーラー、ブクブク、固形酸素等の準備をし、出発。
ちょっと早めに着きそうだったので、近くの海へベイト&人の入り具合のチェック。
ベイトの確認は出来ず、またしても悩む…。
会場へ行き受け付け。
誰かいないか探していると、まつぼんさんを発見。
その周辺にはかえるさん、Nさん。
あれ?前回優勝者は?と思って聞いてみると、なんと衝撃の事実!
それはさておき…仕事のため後から来るとか。
その後は富山からはるばるやって来た某さん、ともすけさんと遭遇。
自分が同じ立場だったら、果たして参加しているだろうか…(^^;
開会式の頃になるとまったファミリー、ひるぼーさんと遭遇。
そして開会式も終わり、出発。

まずは近くの河口へ向かう。
下げ潮でシーバスが入って来るのではという予想の元、普段は入らない場所へ。
行ってみると、バリバスカップで配られたと思われる白い帽子の人が既にやっている。
でも自分がやりたい場所から離れていたので、入ることに。
テトラの上に乗って、まずはミノー。
特に反応もないし、久しぶりのこの場所、底の形状が変わっているだろうと思い、バイブに交換チェック。
そして2投目、手前に来たところで根掛かり!
くそ!とか思って外そうと思っていると、グングン!魚や!
しかしすぐにバレてしまった…。
これでやる気が出たが、その後はさっぱり。
おまけにザ・ナイフをテトラにぶつけてしまい、リップを紛失…。
結局ここで2時間ちょっと粘った。

今度はその川の上流へ。
時間が8時半ぐらいだったんで、バレーがどうなっているかチェック。
負けるかと思ってた試合だったが、なんとリードしている。
ずっと見ていたかったが、そんな訳にもいかず、車から降りて準備。
しかしここでは無反応。
すぐに見切りをつけ、別の川へ。
しかしかなり眠くなったので、少し仮眠を取ろうかと、車を止め休むことに。
でも結局眠れず、横になれただけいいか。
そしてここで某さんがシーバスをキャッチしたとの情報が!
これでまたやる気が出て、この川でやらずに福井へ。

ポイントに着くと流れもあり、まぁまぁ。
しかし風が強い!
石川はそんなに強くなかったのになぁ。
やりにくい中やっていると、排水付近でサスケにヒット!!
心臓バクバクさせながら、バレるなぁ〜と思いながら手前に寄せる。
サイズは50cmほどかなと思って、玉網を差し出す。
しかし流れが割りときついんで、少し手間取る。
と、なんと!手から玉網が滑り落ちてしまった…!!!
どうしよ!!
片手にロッドを持ちつつ、玉網を取ろうとしたが、手が届かず。
幸い玉網は浮いているので沈まず流れていく。
魚を逃がしたくないけど玉網がないと取れない。
かなり葛藤したが、やはり玉網が大事と、ベストを脱いで、今度は寝そべって足で玉網を引っ掛ける。
一応ロッドは手放さなかったが、玉網を救出して魚の確認をしたが、やはりバレていた…。
かなりショックだったが、すぐにキャスト開始。
しかしその後はさっぱり。
場所移動したが、入りたい場所には先行者。
悩んだが、石川へ逆戻り。

まずは排水のあるところへ。
少しだけ魚ッ気(シーバスではない)があるだけ。
おまけに大事なサスケを痛恨のロスト…。
そしてプラで唯一魚の確認が出来た場所へ。
しかし無反応。
場所移動したが、流れが殆ど無い状態。
こりゃいかんと思い、竿を振らずにまた福井へ。

さっきバラシた場所に行くも、無反応。
先行者が居て入れなかった場所に行くと、誰も居なかったのでやってみたが、無反応。
また眠たくなったので、休憩。
30分程と思って仮眠をするが、目覚ましなったけどまだ眠く、後10分とか思いながら目覚ましの設定しなおし。
あまりに眠いんで、それの繰り返し…。
結局1時間ちょっとの休憩になった。
それにしてもやっぱり室内の広い車は寝やすい。
気持ち良く眠れた。

夜も明けそうになってきてたんで起きて、次の場所へ向かうとまつぼんさんの車発見。
様子を見に行くと、まだ小さいのしか釣ってないとのこと。
あのまつぼんさんでも今年は厳しいのかな?と思ってその場を後に。
どこ入ろうか迷ったんだが、希望が持てそうな場所へ。
この場所はちょっと汚いんで、あまり入る気はしないのだが、ここしかないと思い入ることに。
とりあえずコモモ。
すると一投目、ストラクチャー付近でボフッ!
魚が居る!!
すぐさままた投げ入れるが反応なし。
目先を変えようとルアーをチェンジするが、反応なし。
色々試すがやはり…。
やっぱりコモモなのかなぁ?と思い、再びチェンジ。
そして数投目、同じ場所でゴボっ!
今度はちゃんとフッキング!
根ズレが心配だったので、少し強引に。
今度こそは!と思い、慎重にランディング。
サイズは60cmほどかなぁ。
計測はせずに、すぐにストリンガーにつなぎ、ライブリリースの準備。
しかし車から水面までが遠い!
どうしようか悩んだが、クーラーと水汲みバッカンを釣れた場所まで持って行くことにした。
とりあえず写真だけでもと思い、撮ろうとデジカメを取り出すと…。
なんとレンズのところがヘゴを向いてるではないか!!
撮ろうと試みるが無理みたい…。
なんてこった。
しかし普段だったらかなり落ち込むところだが、今はそれ程気にならない。
とりあえず魚を早く会場へという思いが強い。
重くなって持ち運べなくなるのもアレだと思い、魚が半分ぐらい浸かる程度に水を入れ、魚を入れる。
魚は結構元気。
車のところへ行き、ブクブクを装着。
固形酸素も使ったが、これは数年前のものなので、効果があるのかどうだか…。
とりあえず前回のライブリリース優勝者のまったさんに連絡。
水はもっと入れた方が良いってアドバイスもあり、途中の川で水を補給。
魚は元気な様子。
途中家に寄って、もう一台のデジカメを取りに行く。
そして会場へ向かう。
乗り心地の悪い車だから、かなり慎重にゆっくり、そして綺麗な道路を選んで進む。
なんだかんだで魚を釣り上げてから1時間かかって到着。
魚は元気だったんで、蘇生をせずにすぐに計測。
思ったより小さく、叉長56.4cm。
しかしスタッフの方からライブで持ってきた魚で一番元気がいいと言われ、嬉しい!
気を使って持ってきただけのことはあるな。
しかし作業がすぐに進んでいた為、デジカメを車から持ってくる暇がなく、写真は携帯での撮影のみ。。

そしてリリース。
そしたらなんとすぐ近くで地引網をしてるではないか!
離れたところからリリースしたが、魚はゆっくりと網方向へ…。
後からOKADAさんに聞いたが、なんと網を避けて無事だったとか。
その後しばらくして某さんが帰着。
前夜釣った魚は結局デッドになってしまい、ライブリリース失敗だったようだ。
サイズは70cmといいサイズ。
しかも自作ルアーでっていうんだから、さすが。
そしてまつぼんさんも帰着。
かなり大きな魚を!
でっかいサクラも釣って好調のまつぼんさんはやっぱり凄い!
まさかあの後こんな魚を釣っていたとは…。
しかしなんとか蘇生を試みているが、ちょっと弱っている。
やっぱりサイズが大きいと、難しいんだろうなぁ。
しばらくやっていたが、どうにも難しいということで、デッドということに。。

そして検量の始まる8時に。
続々と魚が持ち込まれてくる。
いつも思うのだが、よく釣れるもんやと感心してしまう。
知り合いでは、某さん、まつぼんさん、前回優勝者のTさんが魚をキープ。
順位発表まで時間があるので、まったファミリー(主にジュニアの相手…)と過ごす。
この頃から雨が降り出し、小屋で待機。
そして順位が決まったのだが、なんとまつぼんさんの魚が総合1位!
凄い!
おまけに2年連続同じ会社ってのも凄い。

ちょっとうろ覚えなのだが、今年は犀川ばかりだったような。
中には一人で13本も釣ったという人がいて、驚くばかり。
しかし今年は順位が5位までしか発表されず、結局自分が何位だったのかわからず…。
ライブリリースの場合、写真が飾られるのだが、10枚飾られてたってことは、10位には入ってたってことかな。
今年のライブリリース持ち込みは、数本デッドになったとか。
表彰式後にライブリリースの講習会があったが、流れを作ってやることが大切だとか。

恒例のお楽しみ抽選会では、なんとか賞品ゲット。
今回はバリバスの10lbラインと「エギにシュッ!」っていうやつ。
じゃんけん大会では失敗したなぁ。
やる前にバリバスの偉い人がグーチョキパーでやるって言ってたのを聞いたのだが、
何を思ったのか、自分も最初にグーを出してしまった…。

今回、大会出場6回目にしてようやく魚を持ち帰ることができた。
しかもライブリリースに成功と、かなり自分では満足できるものだった。
今までは魚を持ち帰ることが出来ずに、悔しい思いをして他人の魚を見ていたのだが、
自分が持ち帰るとなんて楽しい気分になるんだろ。
来年はなんとか入賞できるようにしたいな。

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