2001年11月25日(日) AM9:00〜PM7:30
使用タックル CPS−123 チームダイワX4000RiA
SPS−862 トーナメントZ3000C
今日はまえっちさんが言い出しっぺの青物釣行。
メンバーはまったさん、まえっちさん、私の3人。
最近サーフで青物が爆釣しているっていうので、期待を込めて出かけるが…
待ち合わせ場所のコンビニへ行くと、そこにはまえっちさんだけがポツン…
まったさんは急用の為、遅れるそうな。
とりあえずサーフへ向かうと、かなり荒れている。
人は殆ど居ないから広々しているが、この状況はどう見ても青物の釣れる雰囲気ではない…
それでも折角来たんだからと、とりあえず竿を出す。
サーフは疲れるから好きではないので、あまり経験がない。
磯で荒れている時に青物が釣れた事があるが、サーフではどうなのだろうか?
そんな不安を抱きながらやってみるが、案の定釣れない。
ってか、やり難い。
風と波ですぐに横に流されるし、全然飛ばない。
自称サーフの鬼のまえっちさんはかなりやる気満々で竿を振っているが、気配はないみたい。
遠くの方でやたらカモメが群れているので、もしかして小魚が居るのか!?
そう思って近づいて見ると、そんなことはなかった…
結局無駄足であった。
するとスタート地点付近で、まったさんらしき人影が。
探りながら近寄ると、違和感を感じたがやはりまったさんだった。
なぜかいつもと違うタックルだったのは、ここでは触れないでおこう…
3人でやってもやはりヒットはない。
バラバラに散らばってやっていると、しばらくしてまえっちさんがなにやらヒットした模様。
おおぉ!待望の青物か!?
何が釣れたのか向かう事に。
段々近づくにつれ、何やらおかしい事に気付いた。
釣れたのは青物ではなく、シーバスだった。
それもかなりのサイズ。
本人に悪いので、ここではサイズを書くのは控えよう…
その後はさっぱりで、時間も昼を回ってたので飯にすることに。
北陸人の定番スポットの8番へ…
午後からはシーバスを狙おうかと話し合ったが、やはりここはサーフに拘るべきだとまえっちさんが!
似たような状況じゃぁないのかぁ?って思いながらも、一路別のサーフへ。
やっぱりここも凄い波!
しかしここはさっきの場所と違って、やたらと釣り人が居る。
これはもしや…
我々が車を駐車している間に帰ってきたアングラーがフクラギを持っていたそうな。
期待に胸を膨らませ、釣り開始。
しかしここでもやはり風と波で思うように釣りを展開出来ない…
それでもフクラギが居る事を確認しただけあって、皆気合が入る。
でもここでも不発に終わった…
我々が車に戻る頃には、あんなにあった車が、もう我々の車を残すのみとなっていた。
もしかして時合いが終わってたのか!?
ここで青物狙いを諦め、シーバス狙いに変更。
とりあえず塩屋付近へ。
川に向かってやってみるが、全然ダメ…
まえっちさんは何やらアタリがあったらしく、やたら気合が入っていた。
私はというと、ちょっと油断して防寒着のズボンを履いて来なかったから寒いのなんのって。
あまりの寒さにここでは集中出来なかった。
結局ここではまえっちさんがウグイを釣ったのみに終わった。
この時まったさんのケータイにY氏からメールが入ってきて、塩屋がいいとのこと。
すかさず向かう事にした。
しかしやはりここも凄い波。
堤防は波が被って、かなり危険。
私は例え防水の防寒具を着ていようとも、濡れるのは嫌いなので安全な場所でやろう…そう密かに思っていた。
昨日のジギング疲れと、今日のハード釣行で疲れていたので、いつもは絶対に持って行く玉網を持って行かなかった。
この日玉網を持っていったのはまったさんのみ.…
しかしこれが後にとんでもない事態へ…!?
命知らずのまったさんは、何の躊躇も無く堤防へ。
私とまえっちさんはさすがにそんな場所でやる勇気がないので、安全な場所でコソコソやることに。
しばらく何の反応もないので、諦め掛けてたその時!まったさんから電話が…
なんとシーバスを釣ったらしい!
慌てて駆けつけると、丸々太ったシーバスであった。
やっぱり努力しないとダメなのか!?
波を被る覚悟でその周辺でやるが、全然ダメ。
しかし玉網を持っていないので、下手にここでヒットするのも考え様…
足場も悪いとこなので、誰かを呼んでランディングしてもらうってのも難しい。
仕方なくさっきの安全な場所で再びチャレンジ。
今日は波や流れに強いミノーを持ってきていなかったので、バイブをキャスト。
去年ここで釣った時使っていたマールアミーゴでやるが、反応は無い。
そこでロックオン75に付け替えて、キャスト開始。
それでもしばらくやってみるが全然反応は無い。
で、少し移動して再びキャスト。
するとすぐに小さなアタリがあったので、ゴミかとも思ったが念の為合わせを入れる。
グングン…魚!
おっしゃー!しかし玉網が…
とりあえず足場の低い場所へ移動しよう。
自分のすぐ隣には明かりが点滅する小さな灯台(?)があるので、まずはそいつを越さなければいけない。
竿をおっ立てて移動し、次に堤防を曲がらなければいけない。
今使っているのは8.6フィートなので、非常にやり難い。
魚は手前に来てから暴れるし、波もあるので持ってかれそうになったりして、ラインも壁に擦れそうになる。
今はPEを使っているので、擦れるのは非常に不味い。
それでもなんとか曲がり角を通過するが、今度は沈んでいるコンクリート片みたいなのがあって、やっかい。
ここで多分自分だけではランディングは無理と判断し、まったさんに連絡することを決意。
自分は右ハンドルで、この時左ポケットにケータイを仕舞っていたので取り出すのも一苦労。
それでもどうにか取り出し、まったさんに連絡。
まったさんが到着するまで、早く来てくれ〜、バレないでくれ〜と願っていた。
そして1,2分後ぐらいにまったさんが到着し、無事にランディング。
上げて見ると、思ってたよりいいサイズににんまり。
80cmあるかと思ったけど、77cm。
それでも丸々と太ってたので、かなりのグッドコンディション。
かなり苦労しただけに、かなり嬉しい一匹となった。
しかも今回は、釣行した3人共シーバスが釣れたので嬉しい限りだ。
その後は満足しきったまったさんと私は釣りを止めたが、サイズに納得していないまえっちさんは一人黙々とキャスト…
しかしその後は釣れないまま納竿となった。
今回の釣行は実に楽しいものとなった(^-^)
また年内に3人で釣行をしようと誓い合って、別れた。
にしても今度からどんなに疲れていても、玉網は持参しようと思った…
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